今月初旬、宮崎県延岡市で開催された「宮崎県北法人会」様の定時総会の記念講演会にて、弊社CEOのルース・マリー・ジャーマンが80名以上のCEOや企業幹部の方に向けて、講演を行いました。ジャーマンは、弊社がこれまでに携わってきた、山形県米沢市やイーストウッドカントリークラブ（栃木県宇都宮市）、高知県といったクライアント様とのプロジェクトにおけるプロモーションの成功事例を挙げながら、今後の日本の国際化と観光業における、慎重かつ戦略的なアプローチの重要性を強調しました。
本講演会にて取り上げた内容のうち、最も重要なポイントの一つとして、ハワイ州が2022年に立案し今後2025年まで取り組んでいる観光戦略計画を例に、ハワイ州がどのようにして観光業界に対するアプローチを再構築したかということをご紹介いたしました。
ハワイの報告書によると、パンデミック前の「オーバーツーリズム」は、観光客と現地の人々の双方の不満を引き起こす原因となったとされています。このハワイの報告書から得られた重要な教訓は、観光地はまず、現地に暮らす人々の幸福感および満足度を優先する必要があるということです。地元の人たちが望む、受け入れ可能な観光客の数をどの程度に設定すべきかが、観光戦略の要になります。
ジャーマンはまた、著書『「1, 2, 3ツーリズム法則」の接客英語』にも記した、外国籍訪問者の方々への段階別のサポート方法や、日本人にとってこれから必要なコミュニケーション力・言語化力についてお話し、参加者の方々がご自身の今の英語力に自信を持って、今後どのように活用していくとよいかについてもお伝えいたしました。
当講演会は、弊社チームが年間を通じてサポートしているイベントと同様、多くの学びと笑いに包まれたすばらしい機会となりました。宮崎県延岡市の皆様の国際化に弊社がご協力できましたことを大変うれしく存じます。
★「宮崎県北法人会」様のウェブサイトで、当日の様子をご紹介いただいています。
宮崎県北法人会 (zenkokuhojinkai.or.jp)
★当講演会の影響でしょうか、大変ありがたいことに『「1, 2, 3ツーリズム法則」の接客英語』の書籍版は一時売り切れの状態ですが、Kindleでもご覧いただけます。
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