第63回「心の経営」実践フォーラムを、8月26日に開催し、講師に、インテリジェンスアンカーコンサルティング 総経理の金鋭様をお迎えいたしました。HRM協会の理事も務めさせて頂いている弊社CEOのルーシーさんと金様がリクルート時代の同期という事もあり、今回、講演のためだけにわざわざ上海からご足労頂きました。
題目「人生に無駄な努力はない~華僑としての生き様~」として、リクルート10年勤務中に中国での新規事業に携わり、その後リクルート退職金を元手に、中国の経営パートナーとしてHR分野でご活躍されています。
日中の架け橋として、特に日本から駐在員に対して「異文化間コミュニケーション」のコア部分を伝授し続けている中での「志」キーワードを教えて頂きました。
1.国家、人種に関係なく付き合うこと
2.人の「信頼」と「尊重」を得ること
3.現地化の定義、日報、競合他社との違いなどの言語化。
4.親善大使として、日本のことを深く知ること(特に近代歴史)
5.「スキ」のない日本人を脱却し、敢えて「スキ」を作れ
いろいろな中国における日本駐在員の現状をエピソードを交えながら、最後に真のグローバル人材とは「違いを理解し、修羅場を通じて自ら進化し、自社のDNAを伝播できる人」
との言葉で締めくくられました。
華僑3世として、基軸を中国に置きながら、日本に生まれ育った金様の魂の篭った「志」は、まさに当協会の「共感のこころでアジアを繋ぐ」を実践されており、学ぶところが多くありました。
さて、次回は、9月16日(水曜日)10時~元米国ワシントンDC日本大使館総料理長などを務めた柿澤一氏様に「食の世界から見た世界の価値観、グローバルな視点を手に入れる!」と題して講話いただきます。お時間ある方是非、ご来場心よりお待ちしております。
※一般社団法人HRM協会は、「心の経営」を実践している各界のリーダーをお招きし、混迷している社会に真正面から取り組み新たな道を一緒に静寂な中で考え、実践するフォーラムを開催しております。参加者はテーマにご興味のある方であればどなたでも参加できます。
詳細は、Facebookにてご確認頂けます。次回も参加お待ちしております!