10月下旬、JIコア50コンサルタントの一人である、ダニエル・ムーア氏が福島県を訪れ、その独自の文化と奥深い歴史、温かい地域の人々、そして息をのむほど美しく輝く、秋の力強い色彩に包まれた景色を堪能してきました。
鶴ヶ城での侍の甲冑を身に着けたり、約220年も前に建立された、世界に唯一の二重螺旋構造の木造建築物である「会津さざえ堂」を訪れたり、福島県中ノ沢・沼尻温泉の源泉である、沼尻元湯の野湯体験に至るまで、福島県はまさに日本の秘境!日本の方でもまだ行ったことのない場所、体験したことのないことがたくさんあるのではないでしょうか。
一方で、ムーア氏によれば、福島県の魅力は広大な山々やおいしい料理、今なお残る日本の伝統建造物以上に、その土地の人々が持つ、地域性と温かさでした。
福島の魅力の一つは、そこに暮らす人々がとても親切なことだと感じています。3.11の際、人々が団結しなければならなかったからなのかどうかはわかりませんが、福島のどこを訪れても人々はとても親切で、温かく迎えてくれます。旅館の仲居さんがお酒を飲む順番を教えてくれたり、ガイドさんは350年以上にわたる沼尻温泉の歴史について教えてくれました。また、ラーメンや日本酒の試食を無料でさせてくれたりと、みんな自分たちの文化を、訪れる人々と共有したいと思っているようです。福島の人々は地域特有のエピソードをとても誇りに思っており、それは福島の方言を隠そうとしないところからも感じ取ることができます。至る所で、誰に対してもそういった「福島らしさ」を保っている福島の人々。たとえあなたが日本語を話さないとしても、私の言ったことを信じてぜひ福島を訪れてみてください。私は福島の人々と接すると、また再訪したいという気持ちになりますし、あなたもきっと同じように感じることと思います。「ミネソタ・ナイス」や「サザン・ホスピタリティ」とといった言葉のように、その福島版となる#FukushimaFriendlyというハッシュタグが流行るかもしれないと思っています!福島の人々との出会いをぜひ、楽しんできてください!
(ダニエル・ムーア氏のコメントより)
ムーア氏の福島の旅の全貌は下記よりご覧ください(英語)
★ Active Travel Japan ニュースレター
★ Why Fukushima Should be on Your Japan Travel Bucket List | danieljamesmoore (wordpress.com)