弊社のパートナーで、人気YouTubeチャンネル「ONLY in JAPAN」の創始者として知られるYouTuberのジョン・ドーブ氏が、9月29日に啓蒙的かつ感動的な新番組「Hiroshima Atomic Bomb Train & Survivor Story ★ ONLY in JAPAN」を公開しました。この番組では、第二次世界大戦中の広島の悲劇的な爆撃について、広島県民の暮らしを支える公共交通機関「広電」に焦点を当てながら、被爆者の独自の視点を通して視聴者の方に当時の広島の様子を伝えています。
番組の中でジョン・ドーブ氏は、1945年8月6日の原爆投下によってほぼ完全に破壊された広島の回復力を強調しています。この壮絶な出来事において、「広電」の愛称で知られる広島電鉄株式会社が運行する122両の路面電車のうち108両が被災し、全壊・大破しました。しかし驚くべきことに、爆撃後わずか72時間以内に、広電は爆心地近くの3つの駅の復旧作業に取り組み、被爆3日後の8月9日には乗客への運行サービスを再開しました。
ドーブ氏は、爆撃当時に運行していた車両653号に乗って広電について紹介しており、爆発で脱線し燃え尽きた651号の特徴や当時の様子も知ることができます。その車両も今は完全に復元され、当時の広島市民の孫たちが今もなお乗車しています。
番組の中で最も注目すべきポイントは、爆撃を生き抜いた当時14歳の女性車掌、笹口さんとジョン・ドーブ氏による対話です。現在92歳の笹口さんが、この試練の中での貴重な話を共有してくださることで、第二次世界大戦中の広島の悲劇を事細かに映し出しています。
広島の公共交通機関「広電」とそれを維持した人々に焦点を当てることで、ジョン・ドーブ氏はこの歴史的な出来事に対して、これまでになかった興味深く、感情を揺さぶるような新たな視点を提供しています。番組の紹介文には、「これは、忘れることのできない・忘れてはならない話であり、第二次世界大戦中の広島の悲劇について、広電に関わっていた・現在も関わっている人々の視点を通して、当時の様子を知ることができる新たな方法なのです」と書かれています。
世界の歴史、人間の回復力、歴史的な出来事からの個々の物語について学びたい人にとって、ドーブ氏による「広島被爆電車体験＆生存者の話」は間違いなく必見です。
YouTubeチャンネル「ONLY in JAPAN」にて、この番組の全容が視聴できます。
今日でもなお大きな反響のある悲劇・広島の原子爆弾の歴史について、視聴者に訴えかける、大変意味のある探求番組となっています。